第13回 東京摂食・嚥下研究会

<開催日時>

平成23年5月21日(土)

13:30 ~ 16:45 (12:30~13:30受付)

<場所>

首都大学東京 荒川キャンパス(東京都立保健科学大学) 大視聴覚室

<内容>

■情報提供13:30~

「高齢者での経口補水療法活用のご紹介」 株式会社大塚製薬工場 大和孝江

■講演13:45~15:15

「摂食嚥下障害と呼吸理学療法」

■実技デモンストレーション15:30 ~16:30

昭和大学大学院保健医療学研究科呼吸ケア領域

宮川 哲夫 先生

■症例発表16:30 ~16:45

参加対象:摂食・嚥下障害をもつ対象者のケアに関心の高い専門職

参加費:3000円

<第13回 研究会事務局>

〒131-0034 東京都墨田区堤通2-14-1 東京都リハビリテーション病院

リハビリテーション科  武原 格

<参加申し込み web登録>

本研究会HP : http://www.tokyo-enge.org/

申し込み締め切り: 平成23年5月10日(火)

<認定単位>

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会公認セミナー(Ⅱ) 5単位 (申請中)

日本理学療法士協会 新人教育プログラム トピックスⅠ~Ⅲ

<講演抄録>

摂食嚥下障害と呼吸理学療法 昭和大学大学院保健医療学研究科呼吸ケア領域

宮川哲夫PhD,RRT,RPT,RCET

わが国の死亡原因の第3位は脳血管障害、第4位は肺炎である。ある報告では70歳以上の高齢者の市中肺炎のうち、80.1%が誤嚥性肺炎であるとしている。そしてそれらに対する嚥下の専門的な評価は十分に行われていないのが現状であるまた、高齢者や脳血管障害だけでなく、重症心身障害児、神経筋疾患、人工呼吸器装着患者などにおいても、如何に誤嚥性肺炎を予防するかが直接、生命予後にも深く関わってくる。

本講演では、①呼吸のアセスメント、②誤嚥性肺炎、脳卒中の咳とそのトレーニング、人工呼吸器関連肺炎(VAP)、口腔ケア、③嚥下障害の呼吸理学療法(間接訓練)、④呼吸理学療法などに関する最新の知見を述べる。本講演が誤嚥性肺炎の予防と改善の一助になれば幸いである。

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